魔女の箱庭(お家遍歴)

 初代魔女の箱庭。

 魔法で作られた世界。

 大きめのワンルームに風呂もトイレも全部入ってる。収納の中に魔法薬、道具を作る素材とかしまってある。

 書き物や細かい作業はデスクで、大きな作業は広い床でする。

 玄関前に小さな花壇がある。

 アイテム作りが軌道に乗って、調合室を作った。

 仕事用のスペースと生活スペースを分けて、お客さんは南の入り口から入ってもらうように。

 南側に小さな庭が増える。

 出掛けた先で助けた子が懐いて住み着いた。

 ベッドはひとつしかないので、ソファで良ければと調合室を貸していたが、

懐いた子どもが弟子入りして、ちゃんとした部屋を作ろうという話になった。が、ベッドの他は素材保管用の棚ばかり置く。研究熱心な子だった。

 住む人数が増えたので、住居設備を拡張。東の収納に入れていたものをそれぞれの部屋に運んで、空っぽになった収納スペースは魔力に還元。

 店が繁盛してきたので、ちゃんとした店舗部分を作ろうという話が出て増築。

 お客さんの出入りも北側からになる。

 弟子が魔法薬の素材を取りに行った先で保護した子どもも住み着く。

 初代魔女は引退を表明して、二代目に箱庭を譲った。



 三代目は弟子沢山。

 出掛けた先々で素養のある子どもを見つけては連れて帰ってきた。

 人数が増えたので設備を大拡張! トイレ、洗面台、居室を増やし、床を埋めかけていた本を収める部屋を作った。

 沢山いた弟子のうちの一人がティムス。箱庭を引き継いで、さらに手を加える。他の弟子達は旅立ったまま消息不明になったり、新たな居場所を作って住み着いたりしている。

 今はティムス、シンと弟子のキルシュ、アペリ。ケリー、ディジスの部屋と客室もある。

 図書室の隣に書庫追加。本は際限なく増えるからね!

 ティムスやアペリが各地でいろんな物手に入れてくるから素材保管室を拡張して、調合室は移動。店舗も少しいじってる。

 店で相談受けたり取引したりする。在庫あれば商品すぐ出せる。

 アペリの部屋。二階の、南の庭が見えるとこ……左上にベッドある部屋かな。キルシュが受け取ってくれなかった変なもの(アペリ曰く面白いもの)沢山あるけど、ケリーもよく出入りするし、アペリ居ない間シシアが使ってたりするから、割と片付いてるんじゃないかな。知らんけど。

 三人中二人がしょっちゅう旅でいないから、キルシュは移動距離の少ない階段前使ってそう。むしろ調合室の方が滞在時間長いから、一階で生活が完結するように調合室の隣に自室を作ろうかと計画してる。

 庭も拡張され、家庭菜園もある。

 五代目はキルシュ。


 六代目はザオ(アペリが旅先で出会う子)?

 アペリ達の世代が一番大きくて、それを過ぎるとまた必要なものを残して少しずつ小さくなっていく。

 本は異世界の図書館に寄付したり、欲しがる物好きに売ったりしてる。