豊助 構想メモ

呼豊と呼助。

診断メーカー生まれなのでくるろぐ世界に入れる。

くるろぐメイン軸(仕事屋・湊)の緑に呑まれた町からは少し離れてる。

限界集落。バスの通ってないクソ田舎。道行く老人に最寄駅を尋ねると「一時間も歩けば着くに」と返されるが、彼らが若い頃歩いて辿り着けた場所はとっくの昔に廃駅となっている。

大昔に大規模な土砂災害が度々あったのか、「蒸崩原」「亡崩ヶ崎」といった地名が残っており、彼らはそのまま呼び名に使っている。

集落全体がひとつの家族のような存在。家に鍵はない。

山の中に古い祠がある。「ヤマガミさま」とか「ヤミガミさま」とか呼ばれてる。

数年に一度村の若者を祠へ向かわせていたが、その風習も老人ばかりになった今は廃れた。

まれに里帰りで訪れた孫が山に入って帰ってこないことがあり、その年は何故か豊作になる。

そんな田舎が舞台の少年たちの物語。